
Counseling
じっくり・しっかりコース
対人関係の悩みを根本から見直すじっくりしっかりコースとは?
わかっているのに繰り返してしまう対人関係での失敗、慢性的な生きづらさ、AI相談やセルフケアでは限界を感じる。そんな方に向けて、関係性の力学を読み解き、危機を含む状況からでも、変化が職場・家庭・学校の日常に根づくまで伴走する継続コースです。
※緊急性が高い場合は、医療・救急が優先されます。
このような方のための相談コースです
わかっているのに、同じパターンの失敗を何度も繰り返してしまう
漠然としていてなんと説明してよいかわからないがつらい・しんどい
助けてと言いたいのに言えない、でも理解してくれる人がほしい
一人は嫌だと強く思うけれど、同じくらい人と親しくなるのは怖い。信じられない
相談することは恥ずかしいし、否定されたらと思うと怖い
ちゃんとしようとすればするほど、生きることが苦痛になる
だましだまし生きてきたが、もう限界を感じている
希死念慮を含む長期的・慢性的な苦しみから抜け出したい
セルフケア、本、youtube、講座、AI相談では限界を感じている
「根本的に自分に何か欠陥があるのでは」と感じている
変わりたいし、どうしたらいいかを考えたいのと同じくらい、自分の感情を大切に否定せずに受け入れてもらいたい
日々背負っている役割・つけている仮面につかれた
※一方で、緊急性が高い状態(差し迫った自傷他害の危険など)では、医療・救急等の即時対応が優先になることがあります。
このコースが前提にしていること

人は関係の中で傷つき、関係の中で癒されます。
このコースは、単に症状を軽くすることではなく、人とのつながり方・距離の取り方・自己決定の力を回復し、変化が職場・家庭・学校などの現実の中で使えるところまで支えることを目的にしています。
じっくり・しっかりコースの特徴

「関係性の力学」を読み解き、危機から人生を再構築するカウンセリングです。
“わかった”ではなく、“できる”が当たり前になるまで
じっくり・しっかりコースは、個人の内面(感情調整や認知)を整えることだけを目的としていません。真の回復とは、孤立から抜け出し、再び他者や社会との温かな関わりの中へと戻っていくプロセスです。
個人の変容は、「具体的な他者との関わり方の変化」として現れます。
自分自身との繋がりを取り戻すことは、そのまま「他者と依存し合いながらも、自分を失わずにいられる力」へと昇華されます。このコースは、あなたが再び社会という広い海で、他者と交流しながら、共に航海していけるよう支援を行います。
そのため、関係性の中で繰り返されるパターン(関係性の力学)を読み解き、危機を含む状況からでも、現実の生活を再構築していくことを目的にしています。


もう少しかみ砕いて説明すると、自分にとってちょうどよい距離感で人とのつながりを形成し、日常の様々な対人関係・集団の中で適応的に生きていけるようになることを目的としています。
そのため、変化とはカウンセラーとの対話だけで終わらず、日常でも「当たり前」になるまでとなります。
変化が定着し人生の再構築が仕上がるまで伴走することを目的としたコースです。
具体的には、自分や他者を信頼する力を育て、コミュニケーションのパターンを変え、人とのつながりを回復していくプロセスを通じて、自身の感情・思考・行動を整え、対人関係の中で自ら選び、働きかけ、責任を持つ「生きやすくなる心の力」を育てていきます。

※「つながり方」は一つではありません。距離を取る選択も含めて、あなたのための選び方を一緒に探します。
じっくり・しっかりコースの独自性
東京中央カウンセリングは、一般的な“傾聴中心”のカウンセリングとは異なり、関係性の力学を見える化し、生きづらさや生きることに疲れたという危機状態でも適切な意思決定と適切な行動選択が可能になるよう変化のフェーズをとらえ、変化のプロセスとして人生の再構築までを支援する、変化焦点・定着型の心理支援を行っています。
このコースの独自性は3点です。
01.
臨床心理学のエビデンスと臨床経験に基づく専門性
評価・見立て・介入の妥当性
02.
現場のリアリズム
暗黙のルール、駆け引き、境界線、力関係を扱える
03.
危機の専門性
希死念慮・自傷等のリスク評価、再発予防、支援資源の接続
結果として、あなたは自分のことを「わかってもらえた」で終わらず、現実の関係の中で“古いパターンを繰り返さない”行動選択つまり、あなたの人生にとって適切な選択と行動ができるようになります。
※関係性の力学とは、距離・境界・感情の動きなど、人と人の間で起きることをさします。
コースの3つの柱

Pillars 01.
臨床心理学の専門性
感覚ではなく、根拠に基づいて整理・計画・伴走する
気持ちに寄り添い、温かな信頼関係と安全な空間を形成することは大前提です。あなたとカウンセラーとの信頼の絆は、技法や理論を超えて変化をもたらす重要な要因です。温かな関係性を維持する努力は惜しみません。

その上で、アセスメント→見立て(ケースフォーミュレーション)→介入(支援計画)を丁寧に行い、正しい問いをスタートに、「何が起きているのか」「問題の構造はどうなっているのか」「どうしたら変化するのか」を構造化します。
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何が引き金になっているのか
-
何が維持要因になっているのか
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どの関係で、どんな役割が固定化しているのか
-
どこから変えると、負担が最小で効果が最大か
「頑張り方」ではなく、変えどころを一緒に特定します。
さらに東京中央カウンセリングでは、「変えどころ」を特定した後に、その変化のレバレッジポイントに最も合う心理療法(または技法)を選びます。
例えば同じ苦悩にみえても、背景が「感情調整の難しさ」なのか、「対人場面での相手の意図の推測の誤り」なのか、「長年の自己否定スキーマ」なのかで、優先すべき介入は変わります。

そのため、見立てにもとづき、例えば以下のようなアプローチの技法をエビデンスと原理に基づいて単独または統合的に用います。
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アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)
気分に振り回されず、自分にとって大切なことを、少しずつできるようにする
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コンパッションフォーカストセラピー(CFT)
恥・自己批判・「自分に厳しすぎる」傾向の緩和
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スキーマ療法
長期に固定化した自己否定をもたらすスキーマ・対人パターンの改良
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弁証法的行動療法(DBT)
危機・衝動・自傷リスクを含む局面での安全確保とスキル獲得
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メンタライジング・アプローチ
自他の心を省察する力・認識的信頼の回復
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システムズ・アプローチ(家族療法)
個人の問題化ではなく関係構造から調整する
「何が問題か」という正しい問いを大切にするだけでなく、“どう介入するか”専門性をもとに変化のプロセスを提供することが、東京中央カウンセリングの特徴です。
Pillars 02.
銀座のリアリズム
きれいごとでは動かない“人間の現実”を扱う

残念なことに人間関係や社会での生きづらさは、正論・きれいごと・専門知だけでは変わりません。
暗黙の期待、言外のメッセージ、力関係、境界線の侵食、依存と支配、恥と体面―こうした現実の力学が、現実での変化を難しくさせる面があります。
銀座は、表面上は穏やかでも、水面下で瞬時に関係が動く世界です。
そこで鍛えられるのは「人を操作する技術」ではなく、むしろ逆の、関係性が壊れないように、現実的に交渉し、境界線を守り、信頼を積み直すための洞察とスキルです。
この“現場の機微”を、臨床心理学の枠組みで再現性あるスキルに落とし込み、あなたが使えるスキルとしてお渡しします。
人間関係がきれいごとでは対処できないように、あなた自身の苦悩もきれいごとでは対処できない複雑な葛藤状態でいることでしょう。あなたのきれいごとや正論ではすまない苦悩にも誠実に正面から共に向き合っていけるように関係性を作っていきます。
Pillars 03.
危機の専門性
自殺念慮(希死念慮)・自傷行為を含む局面で、守りと再構築を両立する
追い詰められた状態では、トンネルビジョンといって、思考・感情・関係などあらゆる面で狭まっていきます。東京中央カウンセリングでは、自殺念慮(希死念慮)・自傷行為などの危機的状態に長年取り組んできた知見を踏まえ、次を重視します。
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リスク評価と安全確保
(「思い」だけでなく「リスク」を見落とさない。危機介入に耐えられるかも含めてリスク評価を行います。)
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再発予防
(危機は一定のバランスが崩れた状態であり、危険をともなうが、これまでのやり方を刷新する機会と考え、より機能的に対処できるよう新たなスキルをみにつける。)
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支援資源の接続
(必要時は医療・地域資源・家族調整も視野に)
危機は「特別な人の問題」ではなく、関係性や生活上の問題に自分なりに手を尽くし、万策つきた結果としての状態です。
だからこそ、危機介入は“危機状態への介入”にとどまらず、関係性と生活の組み替えそして危機からの自己成長までを伴走します。
カウンセリングを受けることで身につく力
カウンセリングを通じて訪れる変化は、単に「症状が消える」ことではありません。
それは、あなたが「関係の中での主体性」を回復し、他者との繋がりのなかで再び人生の主導権を握るプロセスです。
この変化は、日常のなかで次のような「3層の力」として展開していきます。

Layer 01.
自他を理解する力
自己と他者の内面で起きていることに注意をむけ、自己と他者の行動の意味を解釈する能力(メンタライジング)が育つことで、自己理解と他者理解が進み、結果自他を信頼できるようになります。
Layer 02.

関係の中の能動性
他者の情報についてどの程度信頼できるものなのか判断する力(認識的信頼)が育ちます。
孤独に閉じこもるのではなく、他の船(他者)と適切に信号をかわし、interdependence(相互依存)を受け入れながら、自分を失わずに働きかける力が戻ってきます。
Layer 03.

首尾一貫感覚
たとえネガティブな出来事に直面しても、置かれている状況を理解し、自分や他者の力を借りながら対処し、自分の人生に意味を見いだしながら、自分らしく生きていく力が育ちます。
※「つながり方」は一つではありません。距離を取る選択も含めて、あなたのための選び方を一緒に探します。
※安全管理:危機が切迫している場合は、医療機関・救急・地域の緊急窓口の利用を優先していただきます(この相談室は緊急対応機関ではありません)。
カウンセリングを開始するタイミング
~ あなたの「時間」を味方につけるために~
01. はじめに:相談への「ためらい」を抱えているあなたへ

「自分一人でなんとかしなければ」「相談するのは恥ずかしい、あるいは迷惑ではないか」――。
そう感じて、カウンセリングへの一歩をためらってしまうのは、決してあなたが弱いからではありません。
むしろ、それはあなたの心が「これ以上傷つかないように」と自分を守ろうとしている、極めて自然な防御反応です。新しい場所で否定される怖さ、誰かに頼ることへの罪悪感、そして未知の体験に踏み出すためのエネルギーの枯渇。こうした「ためらい」の裏には、これまでの人生を懸命に生き抜こうとしてきた、あなたの切実な願いが隠されています。
しかし、対人関係支援の専門家として、そしてあなたの人生の「伴走者」としてお伝えしたいことがあります。
それは、 「しんどいけれど、まだなんとかなる」と感じている今こそが、あなたの人生を再構築するための最も戦略的なタイミングであるということです。
なぜ、自力での解決を続けようとすることが、時に状況をより深刻な泥沼へと引きずり込んでしまうのか。そのメカニズムを、個人の努力の問題ではなく「システムの構造」という客観的な視点から解き明かしていきましょう。
02. システム思考で読み解く「自己流・対症療法」の落とし穴
「頑張っているのに、なぜか同じパターンの悩みを繰り返してしまう」
そう感じているなら、あなたはシステムの強力な罠に陥っている可能性があります。特に注目すべきは、「フィードバックの時間的非対称性」という概念です。自己流の応急処置は「即座に」安らぎをもたらしますが、根本解決による恩恵が目に見えるまでには必ず「時間の遅れ」が生じます。この時間のズレこそが、私たちに「自己流が正解だ」という誤った学習をさせ、長期的には破滅的な選択へと誘い込む最大の要因なのです。




02-1.「うまくいかない解決策」
一時的な回避や我慢、お酒、あるいは過度な検索による自己納得といった「対症療法」は、短期的には苦痛を麻痺させてくれます。
しかし、これらはシステムの警告信号である「痛み」を隠蔽するだけで、根本原因を放置します。 時間差(タイムラグ)を伴って現れる副作用が元の問題をさらに悪化させ、より強力な「応急処置」が必要になるという悪循環を生みます。つまり、今日の問題は、かつてあなたを助けてくれた「昨日の解決策」の副作用なのです。
02-2.「問題のすり替わり」

安易な対症療法に依存し続けると、本来あなたが持っているはずの「自律的な解決能力(レジリエンス)」という心の筋肉が、使われないことで「廃用性萎縮」を起こし始めます。 これは中毒や依存の構造と同じです。外部の刺激や回避行動に頼るほど、自分自身と向き合い、システムを組み替えるためのエネルギーさえも奪われていくのです。あなたが苦しんでいるのは努力不足ではなく、選んでいる解決策の構造に問題があるのだと認識してください。
03. 時系列曲線が示す「今」動くことの戦略的価値
カウンセリングを「今」始めるのと、先延ばしにするのとでは、将来の人生が描く曲線は劇的に変わります。
曲線A:自己流を継続した場合(非線形的な破綻のリスク)
自己対処で凌いでいる間は、一見、現状維持ができているように見えます。
しかし、未処理の問題は水面下で蓄積し、システムの負荷をじわじわと押し上げていきます。 システムの恐ろしさは、ある「臨界点(閾値)」を超えた瞬間、ダムが決壊するように一気に生活が破綻するリスク(非線形的な悪化)を孕んでいる点にあります。
「まだなんとかなる」うちに介入することは、こうした取り返しのつかない破綻を未然に防ぐ、極めて知的なリスク管理なのです。
▪自己流の継続は「非線形的な破綻」を招く
波型の起伏は、一時的な安らぎにすぎません。
水面下でシステムの負荷は限界に近づいています。
曲線B:カウンセリングを開始した場合(Worse before better)
カウンセリングの初期には、一時的に「しんどさ」が増すことがあります。これはシステム思考で「Worse before better(良くなる前 に一度悪くなる)」と呼ばれる不可避な現象です。 長年蓋をしてきた感情や、自分自身の構造を直視することは、システムの「再セットアップ・コスト(投資)」です。この一時的な負荷を「悪化」ではなく、新しい人生を構築するための「戦略的コスト」として捉え直すことが、時間を味方につけるための鍵となります。
▪回復のための投資期間
直視していなかった感情や課題に向き合うことは、一時的な負荷(セットアップ・コスト)を伴います。しかし、それは悪化ではなく、人生を再構築するための「戦略的な投資」です。
04. あなたの心が発している「相談どき」のサイン
もし、あなたの日常に以下のようなサインが現れているなら、それはシステムを根本から組み替えるタイミングを知らせる重要な信号かもしれません。
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繰り返されるパターン
相手や場面が変わっても、同じような人間関係の壊れ方や自責を繰り返している。
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正論による反動
「こうすべきだ」という正論で自分を動かそうとして、かえって動けなくなるなどの強い拒絶反応が出ている。
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生活の選択肢の狭まり
以前はできていた「人に会う」「決める」といった選択ができなくなり、行動範囲が目に見えて狭まっている。
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回復の停滞
休んでもなかなか元気が出ない、あるいは一時的に回復してもすぐ元に戻る。
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孤立の深化
「申し訳ない」という罪悪感が強まり、頼れる相手を自ら減らしてしまっている。
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危機の周期性
「死にたい気持ち」や強い衝動、パニックの波が周期的にやってくる。これらはあなたの「限界」の知らせではなく、現在のシステムが限界を迎えており、より良い方向へ組み替えるためのフィードバック信号です。
05. 昨日の解決策を、明日の問題にしないために
システム思考の古典的な教訓、「今日の問題は、昨日の解決策から生じている」という言葉を思いだしてください。
これまでの説明にもあったように、心が弱っているときは特に、短期的には楽になりそうだが、長期的には危険な対処法が正しそうに見えてしまいます。これまでのあなたの「自己流」の努力は、かつてはあなたを必死に守り、助けてくれた貴重な知恵でした。
しかし、その戦略が賞味期限を迎え、今やあなた自身を縛る副作用へと変わっているのなら、今こそ大胆に戦略をシフトする時です。
これまでに費やした時間や努力(サンクコスト)を惜しんで、機能しない戦略にしがみつくことは、将来の自分からさらなるリソースを奪うことになります。
自己解決の限界を冷静に認め、専門家という外部リソースを賢く活用する決断を下すこと――それは敗北ではなく、 極めて高度な知性と勇気の証明です。
怖さを抱えたままで構いません。その「怖さ」を尊重し、現実の荒波を共に渡るプロの伴走者がここにいます。あなたが自分自身の構造に気づき、一歩を踏み出したその瞬間に、未来の曲線は確実に変わり始めます。
未来の曲線は、今この瞬間の選択で分岐する
「まだなんとかなる」うちに介入することは、
取り返しのつかない破綻を防ぐ、極めて知的なリスク管理です。
あなたの人生に、専門性とリアリズムを。
共に新しい航海を始めましょう。
「依存」ではなく、「自分の足で立つ」ために
「長く続けると、依存してしまうのでは」と心配される方がいます。
その不安は、とても自然な気持ちです。
でも、このコースの目的は、その真逆です。
嵐を恐れなくなった船長の話を、思い出してください。その船長が怖くなくなったのは、嵐がなくなったからではありません。「波に傷つけられても、そのたびに黄金で継ぎ直せる。それを、私はもう知っている」という感覚を、体の深いところで覚えたからです。

カウンセラーとの関係は、ゴールではなく、あなたが自分の足で立つための足場です。
継続的に関わることで、「もう大丈夫」と実感できる瞬間が、少しずつ近づいてきます。そしてその日が来たとき、あなたは自信を持って、自分の人生を自分で歩んでいける。
卒業は、終わりではなく、再構築された人生の出発です。

変化の3フェーズ
あなたがコースの中で体験するのは、
単に「生き延びる(Survival)」だけの状態から、自分にとって「生きるに値する人生」へと移行する際の、3つの変化のフェーズです。



Phase 01.
「なんとかなるかも」という感覚、安心感の芽生え
危機の回避と苦しみへの納得感
人は、否定されない安全な関係の中で、孤独ではないという実感がわくことで、自分の傷つきを初めて直視できるようになります。カウンセラーとの協働作業の中で、自身の苦しさの「なぜ?」に納得感が生まれます。「弱さや苦しみの源」ではなく「生き延びるための戦略だった」と理解し始める体験のなかで「なんとかなるかもしれない」と考え始めます。

希死念慮・自殺念慮・自傷行為がある場合には、命の危険となる行動を減らす、生活の質を下げる行動を減らす、よりよい行動のスキルを増やすなど、危機状態への対処がまず優先されます。
Phase 02.
「どうにかやってみよう」という意欲と行動の変化
いつもの瞬間に、適切な選択ができるように一緒に練習する
心の傷は「他者から学ぶ力」を閉じさせてしまいます。カウンセラーとの安全な関係
を通じて、閉ざされた心のゲートを再び開き、世界から新しい知識を吸収する力を取
り戻します。諦めていたことに、もう一度挑戦してみようと思えるようになります。自分と周囲の人を信じる力の再獲得が行われます。
常に、こころの歩みと現実での行動の変化、関係性の変化をカウンセラーと確認しながら進んでいくため、自分の苦しさから抜け出す道筋に納得と実感がわきます。カウンセリングルームでは、自分にとってよい選択肢、大切な人・周囲の人との適切な距離を取れそうな行動をやってみたいという意欲が高まります。
あなたの暮らしの中では、恐る恐るですが、カウンセラーと決めた取り組みを実験してみることができるようになります。うまく行かない点もありますが、現実の関係性にも少しずつ変化が見え始めます。

「孤立から、つながりへ。絶望から、希望へ。」見通しが明るくなるのを感じるでしょう。

希死念慮・自殺念慮・自傷行為がある場合には、トラウマとなっている経験や苦しさをもたらした経験に取り組む段階です。カウンセラーとのつながりと希望を支えに、ゆっくりと進んでいくプロセスです。
Phase 03.
「ありのままに、自分らしく生きていける」確信と人生の再構築
変化が職場・家庭・学校で“使える”ところまで共に

自分の人生を、自分のものとして歩んでいける。人生の舵を取れると確信する段階です。
金継ぎされた器は、元の器より価値が高くなります。あなたの心も同じです。心は、傷を隠すのではなく、その傷の歴史をあらたな魅力に変容させたとき、同時にこれまで埋もれていた自分の良さや周囲の人の温かさにも気づきます。
古い関係性のパターンは崩れ、新たな関係性のパターンを現実の中で確実に運用できる状態です。大切な人と適切な距離でつながり、不要な人とはつながらない。
内面的な苦痛を抱えられるようになり、仕事・学業・家事など身の回りのことも問題なくやり遂げられるようになります。

希死念慮・自殺念慮・自傷行為がある場合には、自分自身をいたわるスキルを身につけたり、生きていこうという道をみつけていきます。また、同時に自己不全感を克服し、自己肯定感を高め、生きる喜びを実感していく体験をするような行動の変化もみられます。長く続く『死にたい気持ち』や自傷の衝動についても、日常の中で対人関係と暮らしが安定してくることによりお守りとしての役割が薄れてくる段階です。
「人生、捨てたもんじゃない」「生きているのも、いいかもな」
―それぞれのウェルビーイングを、あなた自身の言葉で語れるようになる頃が卒業です。

継続的に情緒的な交流を繰り返す関係性だからこそ、あなたは安全に自分自身につながる力と社会とつながる力を取り戻す練習を重ね、自信を持って人生という航海へ再び漕ぎ出すことができるのです。
1回完結相談コースと迷われている方へ
じっくり・しっかりコース

変化を現実の職場・家庭・学校で実践、他者と学び合い、繋がりながらも自分を失わずに舵を取り続ける力が当たり前に機能するまで。
希死念慮や自傷行為が日常の中で対人関係と暮らしが安定するまで、伴走支援が欲しい方。
迷われている方は、
「相反する気持ちはあるが、変わりたい気持ちがうっすらとでも残っているか?」を
基準にご検討くださるとよいかもしれません。
当コースは問題の構造化を最優先しており、漫然とした継続を勧めることはございま
せん。もし回数を重ねる必要がないと判断した場合は、速やかにその旨をお伝えいた
します。また、実際に受けてみて『自分には合わない』と感じられた場合には、もち
ろん途中で終了していただいて構いません。納得感こそが変化の第一歩ですので、ま
ずはご自身のペースを大切に、安心してご相談ください。
あなたの関係性の再構築を通してあなたの人生の再構築が、ここから力強く始まります。
私たちは、あなたの伴走者として、お会いできる日を心よりお待ちしております。
※一人ひとりの状態を丁寧に見立て、 安全性と妥当性を重視して進めるため、 1日にお受けできる人数を限定しています。
当コースが合わない可能性のある方へ
じっくり・しっかりコースでは、一時的な安心や気分転換ではなく、あなたの状態を丁寧に見立て、必要なところには踏み込んで向き合う支援を大切にしています。
そのため、次のようなご希望をお持ちの方には、当コースは合わないかもしれません。
合わない可能性がある方

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すぐに答えや解決策だけがほしい
-
できるだけ軽く、深く触れずに話を聞いてほしい
-
判断や指摘は避けてほしい
-
誰かに決めてもらいたい、背負ってほしい
相性が良い可能性がある方
一方で、次のように感じている方は、東京中央カウンセリングは安心してご相談いただける場でありたいと考えています。

-
中途半端にしないで、きちんと見てもらいたい
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きれいごとじゃすまない気持ちも現実も話したい
-
優等生・いい人・過剰適応をやめたい
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相反する気持ちを否定せずに理解して進めてもらいたい
✓自分の状態を、専門的で妥当な視点で理解したいけど専門家への不信感もある
✓助けてほしいけれど信じられない怖さを理解したうえで向き合ってもらいたい
✓過去に数回カウンセリングは受けているが変わらなかったでも今回はという淡い期待がある
標準的な進行
〈 個人カウンセリング 〉

初回〜2回
理解と信頼関係の構築
-
臨床心理学的アセスメント:現状の把握・問題の核心の解明
-
危機状況への対処(安全行動の構築・緊急時のスキルなど)
2〜3回
希望の調整と方針の合意形成
-
人間関係や人生の再構築のイメージ固めます
-
再構築を実現するための納得いく手順と方法を調整します
3回〜
実践と変化の検証
-
スモールステップで、具体的かつ安全に試すことができる実践課題
-
実験→振り返り→修正→実験を繰り返し、現実の対人関係や現実生活の変化を実現していきます
最終
変化の維持の検証・再発防止の計画
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変化定着のための自分専用マニュアル作り、逆戻りサインの特定による早期手当て案など卒業にむけた準備
※当相談では、主観だけで進めず、短いチェック(1〜3分)で状態と変化を確認しながら方針を調整します。改善が停滞している場合は、見立て・優先順位・方法を再検討し、軌道修正します。常に安全にカウンセリングが進行しているかを確認します。
※現状の状態や希望する理想の状態により、全体の回数は変わります。
安全と連携
この相談室は、「つながりの回復」と「自分で選べる力」を育てる場所です。
同時に、安全を最優先にするために、次の方針を大切にしています。
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無理に進めません:状態に合わせてペースを調整し、必要に応じて順番を組み替えます。
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境界を明確にします:この場でできること/できないことを最初に共有します。
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必要に応じて医療と連携します:主治医がいる場合や医療的評価が必要な場合は、同意のもとで連携します。
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緊急時の対応:危機が切迫している場合は、医療機関・救急・地域の緊急窓口の利用を優先していただきます(当相談室は緊急対応機関ではありません)。
※「つながり方」は一つではありません。距離を取る選択も含めて、あなたのための選び方を一緒に探します。
今現在、死にたい気持ちや自分自身を傷つけたい気持ちが高まっているようでしたら、ひとりで耐えず必要に応じて以下の情報も参考にしてください。
【相談窓口】
【相談窓口一覧】
(厚生労働省の相談窓口案内サイト)
(全国の相談窓口の案内があります。現在既に精神科を受診している方はまずかかりつけ医療機関に時間外対応している場合はかかりつけ医に連絡しましょう)
【相談窓口以外の選択肢】
(死にたい気持ちと向き合ったり、やり過ごすことができるヨシタケシンスケさんのイラストによるオンライン居場所空間)
(死にたいのトリセツと言う名のネットの居場所。体験談を見たり書いたりすることが可能)








