
Counseling
1回完結相談コース
《 1回完結相談コースとは 》
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混乱した心をゆっくり整理し、原因をていねいに紐解き、次の一手まで見つけていきます。
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臨床心理学の専門性に基づく対話で、整理・理解・方向性が1回で得られるよう設計されています。
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まず1回試したい方、不定期で受けたい方に向いています。
「もう限界かも…」と感じているあなたへ。
たった1回で、混乱した心が整理され、次の一歩が見えてくる相談体験。
このような方のための相談コースです
病院に行くほどではないが、このままでは限界だと感じている
カウンセリングは初めて、または過去に「話を聞いてもらっただけ」で終わった経験がある
深く踏み込まれるのは抵抗があるが、専門家の視点は欲しい
AIに相談していたけれど、違和感がある、または依存が怖い
継続前提ではなく、まず1回試してみたい
1回完結コースの特徴
― なぜ1回完結なのか? -
「カウンセリングって、何回も通うものじゃないの?」
そう思っていませんか。
実際、変化に必要な時間は人によって異なります。
何をゴールとするか、自分自身で取り組める力がどのくらいあるか、置かれている環境——そういった要素によって、必要なセッションの回数は変わります。
心理療法の研究が明らかにしてきたことがあります。
カウンセリングによって変化が起きるとき、そこには共通して機能している要素があるということです。
このコースは、その変化を生み出す核心的な要素を1回のセッションに凝縮して設計しています。
step 01.
整理
「正しい問い」から始まる構造の見える化

問題に直面したとき、私たちはすぐに「どうすれば解決できるか」と答えを探しに行きます。それは自然な反応ですが、しばしば落とし穴になります。人は目の前に見えている出来事に注目し、原因は現状の近くにあるはずだと無意識に探そうとするからです。
しかし、カウンセリングに持ち込まれる問題の多くは、「どうすればよいか」という方法論の前に、「これは本当に解決すべき問題なのか」「本当の問題は何なのか」という問い直しこそが突破口になります。同じような問題が繰り返し起きたり、一生懸命取り組んでいるのになかなか改善しない場合は、特にそうです。有効な働きかけは、しばしば直感に反するところにあります。
だからこそ、このセッションでは「答えを出すこと」より先に、「正しい問いを立てること」から始めます。臨床心理学のシステム理論的な視点では、問題を単独の原因と結果としてではなく、見えていない要素も含めた、複数の要素の因果関係の連鎖(ダイナミックな複雑性)として捉えます。「何がこの状況を維持し続けているのか」を、全体の構造として理解するアプローチです。
お話を伺いながら、その場でこの構造を図として描き出します。あなたにも手伝っていただきながら、絡み合っていた要素が目の前で整理されていくと、あなたには「そういうことだったのか」という深い納得が生まれます。

二人で共同作業を行う中で、どの要素にどう働きかければ全体の連鎖が変わるのか―変化を起こすためのレバレッジポイント(てこの支点)が見えてきます。
多くの方が、自分で思っていた場所とはまったく違うところに問題の核心があったことに気づかれます。ぼんやりとした苦しさが「具体的に取り組める課題」に変わる瞬間-それが、変化の始まりです。
step 02.
理解
「話してよかった」と思える関係性
- 治療同盟がもたらす安心感 -

どんなに優れた構造の見える化も、「この人になら話せる」という感覚なしには届きません。
心理療法の研究が一貫して示してきた事実があります。変化をもたらす最大の要因は、技法や理論ではなく、カウンセラーとの間に生まれる信頼の絆(治療同盟)だということです。そしてその絆は、長い時間をかけなければ生まれないものではありません。最初のセッションから、誠実で的確な関わりがあれば、深い安心感は十分に生まれます。

それは気のせいでも慰めでもなく、安心の中で感情が自然とほどけていく、心理学的に確かな現象です。
「話しているうちに、なんだか少し楽になった」多くの方がそう言ってくださいます。
構造の見える化の作業が言語的・知的な頭での理解であるのに対して、関係性による安心感や感情がほどけている感覚は、感覚的で体験的なカウンセリングのプロセスです。
知的な理解と体験的な理解両者のプロセスがあることで、変化が現れます。
step 03.
方向性の提示
「どうにかなるかもしれない」という感覚
- 希望が変化を動かす -

変化のもう一つの条件は、希望と期待です。
「これは解決できる問題なのかもしれない」
「自分にも何かできることがあるかもしれない」
この感覚が芽生えることが、人を動かします。逆に言えば、いくら正確に問題整理をしても、希望を感じられなければ人は動き出せません。
このセッションでは、状況を整理するだけでなく、あなたの状況に即した具体的な次の一手をご提案します。「何から始めればいいかわからない」という停滞から抜け出し、「これならやってみよう」と思える一歩が見えること
それ自体が、もうすでに変化の始まりです。

「整理→理解→方向性」を1回に凝縮できる理由
1回で完結できるのは、偶然でも省略でもありません。
セッション冒頭で「今日のゴールは何か」を明確に共有することで、対話が核心に向かって進み続けます。そこに、構造を視覚化する図解と、臨床心理学に基づく専門的なアセスメントが組み合わさることで、「見える化→納得→次の行動」という変化のプロセスを、60〜90分という時間の中に凝縮することが可能になります。
もちろん、1回で「すべてが解決する」とは言いません。長年積み重なってきたものが、一夜で消えることはないでしょう。
ただ、確実に手に入るものがあります。
「何が問題の核心なのか」
「何に取り組めばいいのか」
「どう考えていけばいいのか」
-その指針です。
霧の中で立ち止まっていた場所から、一歩踏み出すための地図を、一緒に描きましょう。

カウンセリング後
1回で終わる方も、続ける方も―
それぞれの選択
「1回でここまで整理できるとは思わなかった」という声をよくいただきます。
一方で、「もっと根っこから変わりたい」と継続を選ばれる方もいらっしゃいます。
【1回で完結を選ばれた方の声】
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「混乱していた頭がすっきりして、次にやることが見えた
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「カウンセラーとの相性も確認できたので、必要なときにまた来ようと思う」
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「具体的なアドバイスをもらえたので、まず自分で試してみたい」

【継続を選ばれた方の声】
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整理はできたけど、「いつも同じパターンで苦しくなる」根っこの部分に取り組みたい
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ひとりだと不安だけど、定期的にサポートがあれば頑張れそうだと感じた
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もっと自分のことを理解して、生きやすくなりたいと思った
【継続を選ばれた方が感じている変化】
「応急処置」ではなく「体質改善」ができる
一時的な対処ではなく、何度も繰り返してしまう思考の癖や反応パターンが、根本から変わっていく実感
ひとりで抱え込まなくていい
「また行き詰まったらどうしよう」という不安がなく、定期的に話せる場があることで安心して日常を過ごせる
自分のことが、少しずつわかってくる
回を重ねるごとに「自分ってこういう人だったんだ」という発見があり、自分との付き合い方が楽になる

どちらを選ぶかは、初回相談後にゆっくり考えることができます。
ご希望があれば、相談の最後に「継続するとしたら、こんな取り組みができます」とお伝えすることもできます。
無理な勧誘は一切ありません。安心して、ご自身のペースで決めてください。
料 金
1回完結相談コースは、単発や不定期で相談をする方むけの料金設定となっています。
60分
16,500円(税込)
90分
22,000円(税込)
120分
27,500円(税込)
迷われている方は、「今の状態を一度きちんと整理したいかどうか」を基準にご検討ください。
ご注意
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学生割引5000円引き。ただし、学生証の提示をお願いしております。
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2023年10月17日以前に通われていた方かつ最終カウンセリングから1年以内の方が再度お申し込みされる場合、60分を選択いただければ、これまでの継続料金60分11,000円(税込み)が適用されます。なお、90分および120分につきましては、現在の料金が適用となります。
安全と連携
当相談室では安全を最優先するため、次の方針を大切にしています。
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無理に進めません:状態に合わせてペースを調整し、必要に応じて順番を組み替えます。
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境界を明確にします:この場でできること/できないことを最初に共有します。
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必要に応じて医療と連携します:主治医がいる場合や医療的評価が必要な場合は、同意のもとで連携します。
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緊急時の対応:危機が切迫している場合は、医療機関・救急・地域の緊急窓口の利用を優先していただきます(当相談室は緊急対応機関ではありません)。









