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苦手な人をうまくかわすには、どう振る舞えばいい?

「嫌い」と「苦手」は別のもの

 職場に苦手な人がいて、どうコミュニケーションをとっていいのかわからない…


そんな経験をしたことはありませんか?

こういった人間関係の悩みは、若いビジネスパーソンに多く見られます。


 いじめられているわけでも、仕事を振られないわけでもないのに、自分のなかにある苦手意識がどんどん膨張して、息苦しくなってしまうのです。

苦手な人のことが気になって仕事に集中できなくなり、なかには、出勤拒否になってしまう人もいます。


混同しやすいのですが、「嫌い」と「苦手」は、根本的に違うものです。


「嫌い」は主観的な「感情」を指します。


 一方で、苦手は「苦手意識」であり、仕事をする際にはどんな人に対してもフラットな対応をする自分でいるべきなのに、それができなくて「動揺」している状態のことをいいます。


 動揺することで、本来、苦手=嫌いではないのに、次第に嫌いだと勘違いしはじめ、問題が複雑になってしまうのです。


苦手意識が伝わってしまう原因は、非言語コミュニケーションにある

人に対して苦手意識を強く持っている人は、状況よりも自分に意識が向きやすい、「自己意識特性」という性格の人に多く見られます。

 さらに、「自分の頭や心のなかが全部相手に見えてしまっているのではないか…」という、錯覚に陥りやすい一面も持ち合わせています。そのため、人と相対するのが怖くなって、話すどころか、相手の前にも立てなくなってしまうこともあるでしょう。


  相手に自分の苦手意識が伝わってしまう原因は、非言語コミュニケーションにあります。視線や距離、声のトーン、身体の向き…といった態度に、「苦手サイン」が出てしまっているのです。大切なのは、苦手でも得意でもない人、嫌いでも好きでもない人と接するときのように、態度をニュートラルに戻すこと。


苦手意識はそのままで、表面上の態度だけ「閉じない」ようにすればいいのです。


相手を好きになることも、苦手意識をなくすこともしなくていいので、下記の態度を心がけてみてください。 


・目線を話し手と同じ高さにする(上から見下ろすと威圧、下から見上げると迎合となる)


・身体を話し手のほうに向ける


・視線は目のあたり


・肩の力を抜く


・表情は話の内容とマッチさせる


・うなづきは適度にする(苦手意識があると過度にうなづいてしまう)


・手は絶対に動かさない(苦手意識があると、腕を組んだり、顔や頭をかいたり、落ち着かなくなって身体のどこかを触ってしまう)


 


いかがでしょうか?

意識すればすぐに改善できることばかりので、おすすめです。


自分のタイプを把握しよう


苦手な人をうまくかわせないという悩みは、次の3タイプに分類できます。


1 ペコペコタイプ(苦手な気持ちを隠すために、相手に取り入る)


2 イヤイヤタイプ(相手が変わればいいのに…と心の中で拒絶している)


3 ガチガチタイプ(相手が苦手で動けない)


 


1のペコペコタイプの人は、苦手意識を隠そうとして、迎合行動をたくさんします。


 お世辞を言ったり、「自分なんてどうせ…」と自己卑下口調で話したり、必要以上に親切にしたり、平謝りしたり…といった行動に走りがちです。ところが、これでは逆効果になってしまいます。人にものを頼むときや、上司との関係性をよくしたい場合には一定の効果がありますが、先輩や同僚など、ポジションが近い関係の人に迎合行動を持ち込んでしまうと、取り入ろうとしているのが伝わってしまうからです。

 なかでも一番たちが悪いのは、平謝りです。「言ったことをやってほしい」「行動で示してほしい」と相手が思っているのであれば、謝ってもまったく効果はありません。むしろ、「なんでも『すみません』と言って片付けようとしている」「全然わかっていない」と受け取られ、無視・いじめ・パワハラなどの対象にななってしまうことも…。


2のイヤイヤタイプの人は、「どうして自分から苦手な人に近寄っていかなければいけないの?」「向こうが態度を改めればいいのに…」と、相手が自分を理解するべきだと思い込みがちです。

 そもそも、お互いに相手のことを理解し合う必要はありません。職場では相手が今、どういうことを言っているのかを、「読解」するだけでいいのです。「理解」と「読解」はまったく違います。わかり合えなくても、業務がスムーズにできればそれでOKなのです。


仕事を進めていくことだけに集中しましょう。


3のガチガチタイプの人は、相手に対して必要以上にかまえてしまい、態度(非言語コミュニケーション)に問題を抱えています。怖い・苦手という前提で会話をしているので、たとえば相手の言葉の真意が理解できないときに「うーん」と、頭を傾けて話を聞いてしまうことも…。本人は頭を傾けることで服従の態度をとっているつもりかもしれませんが、相手からすると反抗的に見えるので、要注意です。

 本心では何を考えていてもかまわないので、頭をまっすぐにするだけで随分印象が変わります。職場では、苦手・得意、好き・嫌いなどの主観からフリーになった、「ニュートラルポジション」で人付き合いをすることが、自由でいられる秘訣です。


自分がどのタイプに該当するかを把握して、相手にとらわれないコミュニケーションができるといいですね。

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