変わりたいのに変われないのはなぜ?

  私たちは心の中に二つの異なる面または二つの機能、もっと正確に表現すると心は心を表現する2つの方法をもっているといわれています。二つの心があるわけではなく、あくまでも心は一つです。二つの機能・領域・働きを持っているのです。

 

  意識・無意識という言葉を聞いたことはありませんか?あるいは顕在意識・潜在意識と呼ばれているのを聞いたり・見たりしたことがあるでしょう。よく一般的には氷山の絵で説明されていますね。

 

  意識(顕在意識)とは氷山の絵で言うところの水面に見えている部分。意識は気づいている心の領域です。意識は情報を収集し、選別し、判断し、決定します。あなたのしたい事を決め、それを実現するための行動を起こすための選択や決意を行っているのです。あなたの意識の心が今このホームページを読もうと決めたのです。意識とは誰に会うのか、会社に行って何をするのか、これから何を食べるのか決めるあなたなのです。しかし、通常意識の心に占める割合は3〜10%だといわれています。

 

  潜在意識(無意識)の心は、意識で自覚していない領域のことです。氷山の水面下の部分にあたります。心に占める割合は(9097%)といわれています。潜在意識はいったいどんな働きをしているのでしょう。あなたは今呼吸をしていますね。そして、心臓は一定のリズムで鼓動を刻んでいます。体中には血液が隅々まで流れています。体温はだいたい35℃〜36.5℃の間に調整されていますね。このように、あなたがあまり意識して考えたことのないような体の機能を運営しています。あなたの潜在意識は24時間あなたのために活動しています。

 

一方では、あなたの潜在意識は膨大な記憶の貯蔵庫でもあります。あなたが過去において学んできたこと、日常生活で経験したこと、考え方、印象などをすべて貯蔵して、必要なときに必要な考え方・行動パターンを効率よく取り出せるようにしてくれています。

良い経験や思考・行動のパターンもしっかりと貯蔵してくれていますが、同じように悪い経験や思考・行動のパターンもしっかりと貯蔵し、取り出せるようにしてくれています。

 

 何より、あなたの潜在意識は問題を解決するための創造的で無限の力を持っています。たとえば、「ひらめき」や「直感」と呼ばれるものは潜在意識の働きです。あなたもどうにも考えがまとまらなかったり、煮詰まったりしたときに、一晩寝て目が覚めたら解決策がひらめいたという経験はありませんか?あるいは、企画が思い浮かばず、ふらふらと散歩をしてみたら思い浮かんだなんて経験。そんな経験が思いあたらなくても、ニュートンが裏庭の長いすでうたた寝をしながらリンゴの落ちるのを眺めていて「万有引力の法則」を発見したことや、アインシュタインは病気で寝ているときに「時間と空間の関係および実在の本質」を突如ひらめいたことはご存知ですよね。これはゆったりとリラックスしたときに潜在意識の活動が活発になり、その創造的な力が発揮されるからなのです。

 

 そしてあなたの潜在意識は、善悪を判断したり、独自の感情というものを持ちません。現実と想像を区別することができません。潜在意識には自動操縦機能があり、意識が設定したゴールや目標に向かって直進していきます。判断したり・独自の感情がないので、意識が送り込む決定事項をそのまま受け入れ、すでに記憶されている情報や行動パターンを元に応答します。潜在意識は意識に逆らうことがないのですが、突然の変化には抵抗するので逆らっているよう思えることがあります

 

  たとえば、あなたが「今まで貧乏して苦労してきたけど、起業して成功して豊かになるぞ!」と決断をします。そしてその決断はすぐに潜在意識に送られますが、潜在意識の貯蔵庫にはあなたが長年蓄積してきた「学歴がないから自分は成功できない」「お金は悪である」という信念それに伴う行動パターンをもっているとします。

すると、潜在意識は意識からの指令に「学齢がないから自分は成功できない」「お金は悪である」という行動パターンで反応するのです。

つまり、変われないつまり「成功できない。豊かになれない」という結果があなたにつきつけられるのです。

 

  では、どうしたらいいのか。

 

  もう必要としなくなった自分の考え方(信念・価値観)や行動のパターンはどうしたら変えられるのか。

  もうお分かりですね。

 

  ここで潜在意識が意識の命令を聞いてくれるように、潜在意識とお話をすればいいのです。その潜在意識とお話をする方法が催眠(療法)なのです。

 

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潜在意識と話をする催眠療法

  潜在意識とお話をするには、特別な状態が必要です。

 

  それが催眠下における変性意識状態です。

 

  なぜ催眠下でなければ潜在意識とお話することができないのでしょうか?

 

  潜在意識は基本的には意識に忠実・現実と想像の区別がつかなかったり、善悪の判断をすることがないのですが、潜在意識がなにより優先するのは、あなたを守ることなのです。

 

  たとえそれがあなたの意識の心からみるとあなたの望む形とはまったく逆の行動になるとしてもです

 

  潜在意識は貯蔵庫でしたね。

 

  あなたの潜在意識は、貯蔵庫に蓄積されているあなたの性格や信念・価値観・現実に対する認識の一貫性を保とうとします

 

  あなたの意識の心が潜在意識に新しい考えや情報を伝えたとしても、潜在意識はこれまでの信念や価値観と照らし合わせ、そのフィルタリング機能をとおりぬけたものだけしか受け入れません。

 

  ですからあなたの意識が良かれと思って一生懸命新しい考えを潜在意識に伝えても、潜在意識はその情報をはじいてしまうのです。

 

  タバコをやめたいと思って禁煙を決断しても長続きしないのはここに原因があります。

 

  また、アファメーションも効果的な人には非常に効果的なのですが、たいていの人はせっかくのアファメーションもはじいてしまうだけでなく、逆にマイナスに作用することがあります。

 

  たとえば、「私が今していることはすべてうまくいく」と繰り返し宣言したとしても、心の中では同時に「でもうまくいっていない・うまくいかないんじゃないか」という事も宣言していませんか?

 

  結局、いいことを宣言しているのに、自分に強く暗示として入るのは後者「私はうまくいっていない」になってしまうのです。

 

それほど潜在意識が一貫性を保とうとあなたを守るために持ったフィルターのチェックは厳しいのです。

 

そこで、催眠下における変性意識状態が必要になってくるのです。

 

  催眠下では、この潜在意識のフィルター機能が非常にゆるくなります

 

  あなたが身に着けたい新しい信念や価値観・行動の情報をフィルターにかけることなく、すっと潜在意識が話しを受け入れてくれます。

 

  催眠療法はこのようにあなたの中の意識と無意識の連携をスムーズにし、より深く自己肯定感自己効力感をもたらしてくれるでしょう。

 

そして、あなたが変化することを強力に後押ししてくれます。

 

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催眠への誤解

あなたは催眠をこのように誤解していませんか? 

 

1、催眠はマインド・コントロールである

 

催眠状態の間ずっと、あなたは完全に自分をコントロールしています。

 

暗示を受け入れるも拒否するもあなた次第です。

 

なぜなら、私が「あなたはこれから立ち上がって、逆立ちをします」と言ってやりたくないとあなたが思えばそれはしないからです。

 

マインド・コントロールや洗脳とは異なります。

 

あなたはもしかしたら、ステージ催眠(ショー催眠)でたまねぎをリンゴだと思ってかじる姿を見たことがあるかもしれませんね。

 

こちらは催眠にかかっている方も利点があるから、かかったようなフリをするのです。

 

あなたはあなたを完全にコントロールできます。

 

あなたの潜在意識はあなたを守ることを第一に考えているのですから。

 

2、催眠は睡眠である

 

催眠状態の間ずっとあなたははっきりと目をさましています。

 

催眠が睡眠であるように思われるのは、ステージ催眠で催眠術師が「あなたはとても眠くなる」などというふうに「眠る」とか「眠い」という言葉を使うからです。

 

この催眠状態(変性意識状態)は、リラックスして、おだやかで、創造性が高まり、集中力が高まった状態です。

 

脳波はアルファ波ですから頭を活発に働かせている状態と睡眠とのあいだにある状態で、一つに絞り込んで集中することも全体に集中することできる、学習に効果的な状態です。

 

日常的にも経験している状態で、好きなことに熱中していると周りの声が聞こえなかったり、電車に乗っていてボーっとしていて、ふと気づくと自分の降りる駅だったというような状態です。 

 

3、催眠は記憶を喪失させる

 

これまで催眠から覚めたらセッション中に起こったことは覚えていないと信じさせられてきました。

 

そういうこともありえますが、非常にまれです。

 

ほとんどの人は催眠中に言われたことをすべて完全に覚えています。

 

それが潜在意識の学びなのです。

 

ステージ催眠ではこのことを催眠術師も被験者も利用しているのです。

 

だってそうではないですか?

猿のように振舞う事を分かっていながらしているなんて、催眠にかかった方は恥ずかしいですよね。

 

覚えていないという事にしておけば、催眠術師も相手を催眠術にかけやすくなりますよね。

 

あなたは催眠中のことをほとんどの人はすべて覚えているし、すべて聞くことができるのです。

 

4、催眠は超常の行為である

 

催眠はオカルトや超能力の世界から生まれたものではありません。

 

古くは古代ギリシャの時代にはじまります。

 

催眠という言葉は19世紀イギリスの医者ジェームス・ブレイドが考えた言葉です。

 

そして催眠療法は1958年にアメリカ医師会で正規療法として認められました。

 

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