潜在意識とお話をするには、特別な状態が必要です。
それが催眠下における変性意識状態です。
なぜ催眠下でなければ潜在意識とお話することができないのでしょうか?
潜在意識は基本的には意識に忠実・現実と想像の区別がつかなかったり、善悪の判断をすることがないのですが、潜在意識がなにより優先するのは、あなたを守ることなのです。
たとえそれがあなたの意識の心からみるとあなたの望む形とはまったく逆の行動になるとしてもです。
潜在意識は貯蔵庫でしたね。
あなたの潜在意識は、貯蔵庫に蓄積されているあなたの性格や信念・価値観・現実に対する認識の一貫性を保とうとします。
あなたの意識の心が潜在意識に新しい考えや情報を伝えたとしても、潜在意識はこれまでの信念や価値観と照らし合わせ、そのフィルタリング機能をとおりぬけたものだけしか受け入れません。
ですからあなたの意識が良かれと思って一生懸命新しい考えを潜在意識に伝えても、潜在意識はその情報をはじいてしまうのです。
タバコをやめたいと思って禁煙を決断しても長続きしないのはここに原因があります。
また、アファメーションも効果的な人には非常に効果的なのですが、たいていの人はせっかくのアファメーションもはじいてしまうだけでなく、逆にマイナスに作用することがあります。
たとえば、「私が今していることはすべてうまくいく」と繰り返し宣言したとしても、心の中では同時に「でもうまくいっていない・うまくいかないんじゃないか」という事も宣言していませんか?
結局、いいことを宣言しているのに、自分に強く暗示として入るのは後者「私はうまくいっていない」になってしまうのです。
それほど潜在意識が一貫性を保とうとあなたを守るために持ったフィルターのチェックは厳しいのです。
そこで、催眠下における変性意識状態が必要になってくるのです。
催眠下では、この潜在意識のフィルター機能が非常にゆるくなります。
あなたが身に着けたい新しい信念や価値観・行動の情報をフィルターにかけることなく、すっと潜在意識が話しを受け入れてくれます。
催眠療法はこのようにあなたの中の意識と無意識の連携をスムーズにし、より深く自己肯定感や自己効力感をもたらしてくれるでしょう。
そして、あなたが変化することを強力に後押ししてくれます。

